和柄(吉祥文様)の意味一覧 — 麻の葉・七宝・青海波など
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和柄一覧40種|吉祥文様の意味・読み方と似た柄の見分け方

和柄(わがら)とは、着物や帯、手ぬぐい、器などに古くから使われてきた日本の伝統的な模様の総称です。麻の葉・青海波・七宝のように、多くの柄には成長や平穏、円満といった願いが込められ、とくに縁起のよいものは吉祥文様(きっしょうもんよう)と呼ばれます。この記事では代表的な和柄40種を読み方・形・意味の一覧表にまとめ、似た柄の見分け方、願い別の選び方、由来に諸説ある話まで順に紹介します。

この記事の要点

  • 和柄とは着物や手ぬぐいなどに使われてきた日本の伝統的な模様の総称で、美術・工芸では「文様」と呼びます。「紋様」は同じ意味の別表記です。
  • 代表的な和柄40種を、幾何・植物・動物・器物と自然の4つの表に分け、読み方・形の特徴・意味を一覧にしています。
  • 麻の葉・籠目・亀甲はどれも六角形がもと、2色の図形を交互に並べる柄は正方形なら市松・三角形なら鱗など、似た柄は形で見分けられます。
  • 願い別では、成長なら麻の葉、長寿なら鶴・亀・亀甲、魔除けなら籠目・鱗・四神、良縁なら七宝が代表的です。
  • 四神・家紋・兎・フクロウなど動物や紋のモチーフの意味も、実際のコットンTの柄の写真とあわせて紹介しています。

和柄とは?文様・紋様・吉祥文様との違い

「和柄」は、着物の生地から建具の組子まで、日本の暮らしのなかで使われてきた伝統的な模様を指す現代の通称で、「和模様」「和文様」とも呼ばれます。美術や工芸の分野では、同じものを「文様(もんよう)」と呼ぶのが一般的です。似た言葉が多いので、まず使い分けを整理しておきます。

言葉 意味・使われ方
和柄(わがら) 日本の伝統的な柄の通称。衣服や雑貨、デザインの分野でよく使われる
文様(もんよう) 美術・工芸で、装飾として描かれた図柄。着物や器の解説ではこの表記が主流
紋様(もんよう) 文様とほぼ同じ意味で使われる別表記。厳密な使い分けの決まりはない
模様(もよう) 柄や図柄全般を指す、いちばん広い言葉。「空模様」のように、ありさまの意味でも使う
吉祥文様(きっしょうもんよう) 文様のうち、長寿・繁栄・魔除けなど縁起のよい意味を込めたもの
家紋(かもん) 家を表すための印。文様と同じモチーフ(藤・桐・鶴など)を使うが、飾りではなく目印としての役割を持つ

吉祥文様を身につけたり贈ったりする習慣は、願いがかなった姿を先に表して幸せを呼び込む「予祝(よしゅく)」の考え方に通じるとも言われます。この記事では、和柄を描かれているものによって「幾何」「植物」「動物」「器物・自然」の4つに分けて紹介します。

和柄の種類一覧早見表 — 伝統文様40種の読み方・形・意味

代表的な和柄40種を、描かれているものごとに4つの表に分けました。図鑑のように引けるよう「形の特徴」を添えているので、名前のわからない柄を探すときの手がかりにしてください。意味は古くから言い伝えられてきたもので、由来に諸説あるものも含みます。

幾何文様(図形のくり返し)— 11種

和柄(読み方) 形の特徴 意味・込められた願い
麻の葉(あさのは) 正六角形の中心から放射状に線をのばした星形を、すき間なくつなげる 子どもの健やかな成長・魔除け
七宝(しっぽう) 同じ大きさの円を4分の1ずつ重ねて、上下左右につなげる 円満・人とのご縁
青海波(せいがいは) 同心円の扇形を、波のように互い違いに重ねる 穏やかな暮らしがいつまでも続くこと
市松(いちまつ) 2色の正方形を交互に敷き詰める 繁栄・発展が途切れず続くこと
籠目(かごめ) 竹籠の編み目。三角形を上下に重ねた星形(六芒星)が並ぶ 魔除け・厄除け
鱗(うろこ) 2色の三角形を上下交互に並べる 厄落とし・再生
亀甲(きっこう) 正六角形を蜂の巣のように並べる 長寿・健康
矢絣(やがすり) 矢の羽根の形を縦に連ねる まっすぐ進む・門出・魔除け
紗綾形(さやがた) 卍(まんじ)を斜めに崩して、途切れなくつなぐ 家の繁栄や長寿が絶えず続くこと
立涌(たてわく) 向かい合う2本の波線が、ふくらんだりすぼまったりしながら縦に続く 運気の上昇
豆絞り(まめしぼり) 豆粒ほどの小さな点を規則正しく並べる 健康・まめに働くこと

豆絞りは手ぬぐいの定番柄ですが、点の大きさや並べ方は作り手によってさまざまです。下のコットンTは、小さな点を二つずつ組にして並べた一例です。

藍色のコットンT「豆絞り」の正面。小さな白い点が二つずつ縦に並び、身頃と袖に規則正しく散らばっている
コットンT「豆絞り」(藍染市場)— 二つ一組の小さな白い点を、身頃から袖まで同じ間隔で配置

植物文様 — 10種

和柄(読み方) 形の特徴 意味・込められた願い
桜(さくら) 5枚の花びらの先に、小さな切れ込みがある 物事の始まり・豊かな実り
梅(うめ) 丸い5枚の花びら。花びらの先に切れ込みはない 気高さ・忍耐
松竹梅(しょうちくばい) 松・竹・梅を組み合わせる 長寿・繁栄などめでたさの象徴
唐草(からくさ) つる草が曲線を描いて四方へ伸び、からみ合う 長寿・繁栄
菊(きく) 細い花びらが中心から放射状に広がる 長寿・無病息災
椿(つばき) 厚みのある丸い花びらと、中心に集まる蕊(しべ) 邪気払い・高貴
牡丹(ぼたん) 大きな花びらが幾重にも重なる 富貴・幸福
藤(ふじ) 小さな花が房になって垂れ下がる 長寿・子孫繁栄
桐(きり) 3枚の葉の上に、花の房が縦に立つ 高貴・繁栄
橘(たちばな) 丸い実と、つやのある常緑の葉 不老長寿

動物文様 — 10種

和柄(読み方) 形の特徴 意味・込められた願い
鶴(つる) 翼を広げた姿。松や亀と組み合わせることが多い 長寿・夫婦円満
亀(かめ) 甲羅から藻をなびかせた「蓑亀(みのがめ)」の姿でも描かれる 長寿
兎(うさぎ) 跳ねる姿。波や月、草花と組み合わせる 飛躍・子孫繁栄
梟(ふくろう) 丸い目の正面顔 苦労知らず(不苦労)・福を招く
蝶(ちょう) 羽を広げた姿や、横から見た揚羽蝶 再生・不老長寿
千鳥(ちどり) 丸い胴に三角の翼。波と組み合わせた「波千鳥」が定番 勝運・家内安全
蜻蛉(とんぼ) 細長い胴と4枚の羽 勝運(勝ち虫)・前進
鯉(こい) 滝を登る姿(鯉の滝登り) 立身出世
鳳凰(ほうおう) 長い尾羽をもつ想像上の鳥。桐と組み合わせることが多い 平和・よいことの前触れ
四神(しじん) 青龍・白虎・朱雀・玄武の4体を組み合わせる 守護・魔除け

器物・自然の文様 — 9種

和柄(読み方) 形の特徴 意味・込められた願い
宝尽くし(たからづくし) 打出の小槌・宝珠・隠れ蓑など、宝物を散らす 福徳・財運
扇(おうぎ) 開いた扇。「末広」とも呼ぶ 末広がりの発展
瓢箪(ひょうたん) くびれのある実。6つ並べて「六瓢(むびょう)」 無病息災・子孫繁栄
打出の小槌(うちでのこづち) 振ると望みの物が出てくるとされる小さな槌 財運・開運
手毬(てまり) 色糸でかがった丸い毬 円満・良縁
熨斗(のし) 細長い帯を束ねた「束ね熨斗」 慶事・長寿
分銅つなぎ(ふんどうつなぎ) はかりの重り(分銅)の形を連ねる 富・財運
観世水(かんぜみず) 渦を巻きながら流れる水 絶えず流れ続けること
雪輪(ゆきわ) 雪の結晶を丸くかたどり、ふちを波打たせた輪郭 豊作・清らかさ

代表的な和柄10種の意味と由来

一覧のなかから、名前の由来や使われてきた場面まで知っておくと見え方が変わる10種を取り上げます。

麻の葉 — 産着に選ばれてきた成長の柄

まっすぐ丈夫に育つ麻にあやかり、子どもの健やかな成長と魔除けの願いを込めて、産着や子どもの着物に使われてきた柄です。形の見分け方や描き方、歌舞伎の衣装から流行した歴史は麻の葉模様の意味と由来・描き方で詳しく解説しています。

青海波 — 雅楽の舞から名づけられた波

扇形に重ねた波がどこまでも穏やかに続く様子を表し、平穏な暮らしが長く続くことを願う柄です。雅楽の演目「青海波」で舞人の装束にこの柄が使われたことが名の由来とされます。読み方や『源氏物語』との関わり、鮫小紋など似た柄との見分け方、コンパスでの描き方は青海波(せいがいは)とは?意味・由来・読み方で詳しく解説しています。

七宝 — 円がつながるご縁の柄

同じ大きさの円を4分の1ずつ重ね、上下左右へ途切れなくつないだ形です。名前は、仏教で尊ばれる7つの宝「七宝」から来たとする説と、四方に広がる形を表す「四方(しほう)」が転じたとする説があります。円がどこまでも連なることから、円満や人との縁を願う柄として帯や風呂敷によく使われます。

市松 — 歌舞伎役者の名前がついた格子

2色の正方形を交互に敷き詰めた柄です。江戸時代中期の歌舞伎役者・佐野川市松が、この柄の袴を舞台で身につけて人気を集めたことから「市松模様」と呼ばれるようになったとされます。それ以前は「石畳」と呼ばれていました。途切れずに広がる形から、繁栄や発展を願う柄とされます。

鱗 — 厄を落とす三角形

三角形を上下交互に並べ、蛇や龍のうろこに見立てた柄です。脱皮をくり返す蛇にあやかって再生や厄落としの意味があるとされ、厄年の贈り物に選ばれることもあります。能の『道成寺』など、蛇に姿を変える女性の役の衣装にも使われます。

亀甲 — 長寿を表す六角形

正六角形を蜂の巣のように並べ、亀の甲羅に見立てた柄です。「亀は万年」の言葉どおり長寿の象徴とされます。六角形の中に花を入れた「亀甲花菱」、三つの六角形を組んだ「毘沙門亀甲」など、派生した柄も多くあります。

矢絣 — まっすぐ進む矢羽根

矢の羽根(矢羽根)の形を縦に連ねた柄です。もとは矢羽根の形を絣(かすり)の技法で織り出したことからこの名があり、今は染めやプリントでも矢絣と呼びます。射た矢は戻らないことから嫁入りの着物に持たせたとも言われ、明治から大正にかけては女学生の袴姿の定番でした。

籠目 — 編み目が魔を見張る

竹籠の編み目を文様にしたもので、三角形を上下に重ねた星形が連なります。籠の目が多いことから、その目が魔物を見張って寄せつけないと考えられ、魔除けに用いられたと言われます(諸説あります)。

紗綾形 — 花嫁衣装の地紋にも

卍(まんじ)を斜めに崩して、途切れなくつないだ柄です。中国・明の時代に伝わった絹織物「紗綾」によく使われていたことから、この名がついたとされます。途切れずに続く形から「不断長久」、つまり家の繁栄や長寿がいつまでも続くことを願う柄とされ、白無垢などの礼装の地紋にも用いられます。

唐草 — 風呂敷でおなじみのつる草

つる草が曲線を描きながら四方へ伸びていく柄で、その生命力から長寿や繁栄の意味があります。古代の西アジアやギリシャの植物文様がシルクロードを経て伝わったものとされ、「唐」には外国から来たものという意味が込められています。唐草模様の風呂敷は明治以降に広く出回り、多くの家庭で使われるようになったと言われます。包み方の基本は風呂敷の包み方(真結び・お使い包みの図解)で紹介しています。

豆絞りや鹿の子(かのこ)のように、布を括ったり縛ったりする絞り染めの技法から生まれた柄もあります。技法ごとの模様の違いは藍染めの模様一覧と技法の種類で解説しています。

似ている和柄の見分け方

和柄には、ひと目では区別しにくい組み合わせがあります。柄の名前を調べるときは、次のポイントを見てください。

迷いやすい柄 見分けるポイント
麻の葉・籠目・亀甲 どれも六角形がもと。六角形がそのまま並ぶのが亀甲、線が交差して三角形を重ねた星形が編み目のように連なるのが籠目、六角形の中心から線が放射状にのびて星形に見えるのが麻の葉
市松・鱗 2色の図形を交互に並べる点は同じ。正方形なら市松、三角形なら鱗
矢羽根・矢絣 矢羽根は矢の羽根そのものを描いたモチーフの名前。矢羽根を縦に連ねた柄全体が矢絣
青海波・観世水 どちらも水の柄。扇形の波を規則正しく重ねるのが青海波、渦を巻く流れを描くのが観世水
桜・梅 花びらの先に切れ込みがあれば桜、丸い花びらなら梅
家紋・文様 一つの図案を単独で置き、家の目印として使うのが家紋。同じモチーフでも、くり返し並べたり散らしたりして面を飾るのが文様

名前のわからない柄は、まず基本の形(円・三角形・四角形・六角形・曲線)と、くり返し方を見ると、上の一覧表から探しやすくなります。

願い別・贈る場面別の和柄早見表

贈り物に和柄を選ぶなら、相手の節目に合う願いから引くのが近道です。

願い 代表的な和柄 贈る場面の例
健やかな成長 麻の葉・兎・鯉 出産祝い・入園や入学
長寿・健康 鶴・亀・亀甲・松竹梅・菊・瓢箪 還暦などの長寿祝い・敬老の日
円満・良縁 七宝・手毬・鶴・熨斗 結婚祝い・記念日
魔除け・厄除け 籠目・鱗・麻の葉・四神・椿 厄年のお守り・新しい土地での暮らし
繁栄・発展 市松・扇・紗綾形・唐草 開業・新築・就職
勝運・前進 千鳥・蜻蛉・矢絣 受験・試合・転職
財運・招福 宝尽くし・打出の小槌・分銅つなぎ・梟 開店祝い・商売繁盛の祈願

予算や相手別の選び方は藍染ギフトガイドにまとめています。

身近なモチーフ(動物・紋)の意味 — 四神・家紋・兎・フクロウ

吉祥文様のほかにも、霊獣や家紋、身近な動物を描いたモチーフには昔からの願いが託されています。ここでは藍染市場のコットンTに描かれているモチーフを例に、その意味を見ていきます。コットンTの柄は、型紙を使って柄の部分を白く抜く「抜染(ばっせん)」で表しています。

四神 — 東西南北を守る四つの霊獣

四神(しじん)は、古代中国の思想で東西南北を守るとされた霊獣です。東の青龍(せいりゅう)、西の白虎(びゃっこ)、南の朱雀(すざく)、北の玄武(げんぶ)の4体で、玄武は亀に蛇が巻きついた姿で描かれます。奈良県のキトラ古墳の石室の壁にも描かれており、大相撲の土俵の上に下がる青・白・赤・黒の4色の房も四神を表すとされています。守護や魔除けの意味を持つモチーフです。方角・色・季節の対応や覚え方は四神とはで図解しています。

藍色のコットンT「四神」の正面。胸に、龍・鳥・虎・蛇が巻きついた亀をそれぞれ白い円の中に描いた4つの紋が並ぶ
コットンT「四神」(藍染市場)— 龍・鳥・虎・蛇の巻きついた亀を描いた4つの丸紋を、胸元に2段で配置

家紋 — 家の目印から生まれた図案

家紋は、家や一族を表す目印として受け継がれてきた図案です。平安時代の公家が牛車や調度品に印をつけたのが始まりとされ、武家に広まったのち、江戸時代には庶民も用いるようになりました。植物・動物・道具・幾何学的な形を円や菱の中に収めたものが多く、藤・桐・鶴・巴(ともえ)など文様と共通するモチーフもたくさんあります。自分の家の家紋の探し方や、紋の種類・意味は家紋の調べ方と種類・意味で紹介しています。

藍色のコットンT「家紋」の正面。胸から腹にかけて、巴や鳥をかたどった白い紋など10個が縦2列に並ぶ
コットンT「家紋」(藍染市場)— 円形や菱形などの紋10個を、身頃の片側に縦2列で配置

兎 — 月や波、葵と組み合わせて

兎は跳ねる姿から飛躍や前進、子だくさんであることから子孫繁栄の意味を持つとされます。月に住む兎の言い伝えでもなじみ深く、波の上を跳ねる「波兎」は謡曲『竹生島』の一節に由来すると言われます。コットンT「桜兎」は輪の中に兎と桜の花を収めた柄、「二葉葵と兎」は、京都の賀茂神社(上賀茂神社・下鴨神社)の神紋として知られる二葉葵と兎を組み合わせた柄です。

フクロウ — 「不苦労」の語呂合わせ

フクロウは「不苦労(苦労しない)」「福籠(福がこもる)」などの語呂合わせから、縁起のよい鳥として親しまれてきました。首がよく回ることから「首が回る=お金に困らない」とする言い方もあります。コットンT「フクロウ」は、枝にとまるフクロウを線画で描いています。

柄ごとのサイズや合わせ方は藍染コットンT図鑑で紹介しています。

和柄の歴史と由来

和柄のもとになった文様の多くは、飛鳥・奈良時代に大陸から伝わりました。唐草や連珠文など、シルクロードを経てきた意匠は正倉院の宝物にも見ることができます。平安時代になると、立涌・亀甲・七宝などが公家の装束や調度に用いられる「有職文様(ゆうそくもんよう)」として整えられ、日本の好みに合った形へと変わっていきました。

鎌倉・室町時代には武家のあいだで家紋が広まり、江戸時代には町人文化のなかで和柄が一気に身近になります。歌舞伎役者の衣装から市松模様が流行したほか、芝翫縞(しかんじま)のように役者の名にちなむ柄も生まれ、小紋や浴衣、手ぬぐいには縁起をかついだ柄や洒落の効いた柄が数多く登場しました。今日よく目にする和柄にも、この時代に町の人々の暮らしで親しまれたものが多くあります。

和柄を引き立てる地色の代表が、緑みを帯びた深い青「藍色」です。紺色との違いやカラーコードは藍色(あいいろ)とはで詳しく解説しています。

まとめ

和柄は、描かれているもので幾何・植物・動物・器物・自然に分けると探しやすくなります。名前のわからない柄は「六角形か三角形か」「花びらに切れ込みがあるか」といった形の特徴から、贈り物に選ぶときは込められた願いから引いてみてください。由来に諸説ある柄も多く、言い伝えの違いをたどるのも和柄の楽しみのひとつです。

→ 和柄のコットンTを見る / 藍染の手拭いを見る

絞り染め・板締め・型染めなど、染めの技法から生まれる模様は藍染めの模様一覧と技法の種類で、藍染そのものの歴史や仕組みは藍染とは?歴史・青く染まる仕組みで解説しています。和柄の手ぬぐいの使い道は手ぬぐいの使い方アイデア15もどうぞ。

よくある質問

縁起のいい和柄にはどんなものがありますか?

麻の葉(健やかな成長)、七宝(円満・ご縁)、青海波(末広がりの幸せ)、鶴亀(長寿)、四神(守護・魔除け)などが代表的です。願いに合わせて選ぶのがおすすめです。

魔除けの意味がある和柄は?

籠目、鱗、麻の葉、四神などが魔除け・厄除けの意味を持つ文様として知られています。厄年のお守りや贈り物に選ばれます。

出産祝いに向く和柄はどれですか?

成長や子孫繁栄を願う麻の葉、飛躍を意味する兎、繁栄を表す市松などが向きます。健やかな成長への願いを込められます。

和柄を普段の生活に取り入れるには?

着物でなくても、手ぬぐい・Tシャツ・バンダナなど身近なアイテムで気軽に楽しめます。柄の意味を知って選ぶと、より愛着がわきます。

和柄の種類と意味を教えてください。

代表的なものに、幾何文様の麻の葉(成長)・七宝(円満)・青海波(平穏)、植物文様の松竹梅や唐草(長寿・繁栄)、動物文様の鶴亀(長寿)や千鳥(勝運)、器物文様の宝尽くし(財運)などがあります。本文の早見表では、40種の読み方・形の特徴・意味を4つの分類ごとに一覧にしています。

和柄は何種類ありますか?

決まった数はなく、時代や地域ごとの派生や組み合わせまで含めると数えきれないほどあります。この記事では、よく使われる代表的な40種を幾何・植物・動物・器物と自然に分けて紹介しています。

和柄と文様の違いは何ですか?

指しているものはほぼ同じです。「和柄」は日本の伝統的な柄を指す現代の通称で、「文様」は美術・工芸の分野で使われる呼び方です。文様のうち、縁起のよい意味を込めたものを吉祥文様と呼びます。

「文様」と「紋様」はどう違いますか?

どちらも「もんよう」と読み、ほぼ同じ意味で使われます。美術・工芸の分野では「文様」の表記が一般的です。厳密な使い分けの決まりはありません。

矢絣と矢羽根の違いは?

矢羽根は矢の羽根の部分を描いたモチーフの名前で、矢絣はその矢羽根を縦に連ねた柄を指します。もともと絣(かすり)の技法で織り出したことから矢絣と呼ばれ、現在は染めやプリントの柄も同じ名前で呼ばれます。

四神とはどんな柄ですか?

青龍(東)・白虎(西)・朱雀(南)・玄武(北)の4体の霊獣を描いた柄です。古代中国の思想で四方を守るとされ、守護や魔除けの意味を持ちます。奈良県のキトラ古墳の壁画にも描かれています。

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AIZOME ICHIBA

日常を彩る、藍染のある暮らし

着るほどに馴染み、使うほどに表情が変わる。藍染市場のアイテムを、ぜひお手元で。