柄の異なる藍染のバンダナをたたんで少しずつずらし、木の台に重ねて並べた様子
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バンダナの巻き方16選|頭・首・腰・手首の手順と早見表【メンズ・レディース・50代】

バンダナの巻き方は、三角に折って頭や首にかぶせるか、対角線に沿って細長く折って結ぶかの2通りが基本です。この2つを覚えれば、頭・首・腰・手首・バッグまで、同じ一枚でさまざまな巻き方ができます。この記事では16通りの巻き方を早見表と番号つきの手順で紹介し、メンズ・レディース・50代の選び方、髪の長さ別のおすすめ、約52cm角のバンダナでできること・できないことまでまとめました。

この記事の要点

  • バンダナは正方形なので、細長い帯にするときは対角線に沿って折ります(バイアス折り)。約52cm角なら帯の長さは約73cmになり、頭にも首にも一周できます。
  • 頭の巻き方はヘアバンド巻き・ハチマキ巻き・三角巾巻き・海賊巻き・ターバン風・帽子と重ねる・髪の結び目に結ぶの7つが定番で、初めてならヘアバンド巻きがいちばん簡単です。
  • 首元はカウボーイ巻き・スカーフ巻き・ネクタイ結び・リング留め・日よけ巻きの5つ。メンズは結び目を小さく、巻く場所を1か所に絞ると浮いて見えません。
  • 約52cm角は首元・手首・髪の結び目には余裕があります。ハチマキ巻きや三角巾巻きのように頭回りを一周させる巻き方は、頭回り58cmなら結び代が約15cmで、固結びはできてもリボン結びには短めです。
  • 手ぬぐい(約33cm×90cm)は縦に折るだけで長い帯になり、バンダナは三角に折ってかぶる・首元に三角を見せる巻き方が得意です。

巻く前に覚える、バンダナの基本の折り方3つ

バンダナは、頭や首に巻いたり汗をふいたりするのに使われる正方形の布で、50cm前後の大きさのものがよく見られます。英語では bandana(bandanna とも)と書き、ヒンディー語で絞り染め(の布)を指す言葉が語源とされています。

正方形の布は、どの向きに折るかで使える長さが変わります。巻き方の手順に入る前に、次の3つの折り方を覚えておきましょう。どの折り方も、裏を上にして広げてから折ると、仕上がりの外側に表の柄が出ます。

白い斜めの縞が入った藍染のバンダナを、木のテーブルに広げた様子
バンダナ(藍染市場)— 斜め縞柄。正方形の布に、白い縞が斜めに走っています

1. 三角折り — かぶる・首元に三角を見せる

  1. バンダナの裏を上にして、ひし形になるように広げます。
  2. 下の角を上の角に重ね、対角線で半分に折ります。
  3. 長い辺(底辺)と、その反対側のとがった角(頂点)がある三角形になれば完成です。

三角巾巻き・海賊巻き・ターバン風・カウボーイ巻きなど、布の面を見せる巻き方の土台です。約52cm角のバンダナなら、長い辺は約73cm、頂点から長い辺までの高さは約37cmになります。

2. バイアス折り — 対角線の方向に細長い帯にする

  1. 裏を上にしてひし形に広げ、上下の角を中心に向かって折ります。
  2. 折った上下の辺を、さらに中心線に合わせて折ります。
  3. 最後に中心線で二つ折りにすると、両端のとがった細長い帯ができます。
  4. 太めにしたいときは2の工程を省き、細くしたいときは折る回数を増やして幅を調整します。

対角線の方向に折るので、約52cm角でも帯の長さは約73cmとれます。「帯にして結ぶ」巻き方のほとんどはこの折り方から。布目に対して斜めに折るため、布がよく伸びて頭や首の丸みに沿いやすいのも利点です。

3. 四つ折り(細長く折る)— 短くてよい場所に

辺に平行に二つ折り、四つ折りと折ると、長さは約52cmのまま幅だけが細くなります。大人の頭に一周させるには足りませんが、手首やバッグの持ち手、ベルトループ、ポケットに差す使い方には十分です。

バンダナの巻き方16選 早見表【場所・難易度・印象】

この記事で紹介する巻き方を、巻く場所ごとに一覧にしました。難易度は★が多いほど手順が多いことを表します。巻き方の呼び名はお店や雑誌によって異なり、同じ巻き方に別の名前がつくこともあります。

巻き方 場所 折り方 難易度 印象・向く場面
1. ヘアバンド巻き(カチューシャ巻き) 頭 バイアス折り ★ 軽やか。前髪や顔まわりの髪を上げたいとき
2. ハチマキ巻き(ヘッドバンド) 頭 バイアス折り ★ スポーティー・ストリート。汗止めに
3. 三角巾巻き 頭 三角折り ★ 清潔できちんと。料理・掃除・調理実習
4. 海賊巻き 頭 三角折り ★★ ワイルド。短髪、ライブやフェス
5. ターバン風巻き 頭 三角折り ★★★ こなれた・エスニック。髪をまとめたい日
6. キャップ・帽子と重ねる 頭 バイアス折り ★ カジュアル。いつもの帽子の印象を変えたいとき
7. 髪の結び目に結ぶ 頭(髪) バイアス折り ★ 華やか。ポニーテール・お団子・三つ編み
8. カウボーイ巻き 首 三角折り ★ アメカジ・ワーク。Tシャツやデニムシャツに
9. スカーフ巻き(横結び) 首 バイアス折り ★ 控えめで上品。シャツやカットソーに
10. ネクタイ結び 首 バイアス折り ★★ きちんと感。シャツの開いた襟元に
11. リング留め 首 バイアス折り ★ 結ばずにすっきり。つけ外しが手早い
12. 日よけ巻き 首 三角折り ★ 首の後ろを覆う。屋外の作業やアウトドア
13. 腰に結ぶ 腰 三角折り・四つ折り ★ さりげない差し色。デニムやワークパンツに
14. 手首・腕に巻く 手首・腕 バイアス折り(細め) ★★ 小さなアクセント。片手で結ぶのに少し慣れが必要
15. バッグの持ち手に結ぶ バッグ 四つ折り・バイアス折り ★ バッグの目印と差し色に
16. 持ち手に巻き付ける バッグ バイアス折り ★★ 持ち手の飾りと、手に当たる部分の保護に

迷ったら、頭はヘアバンド巻き、首はスカーフ巻きから。どちらもバイアス折りの帯を1か所で結ぶだけです。

バンダナの頭の巻き方7選【手順つき】

頭に巻く方法は、帯にして結ぶ巻き方(1・2・6・7)と、三角に折ってかぶる巻き方(3〜5)の2系統です。三角にかぶる巻き方は頭全体を覆うので、作業中の髪よけや日よけにもなります。

1. ヘアバンド巻き(カチューシャ巻き)

  1. バンダナをバイアス折りにして、指2〜3本分の幅の帯にします。
  2. 帯の中央をうなじ(襟足)にあて、髪の内側を通して、両端を耳の後ろから頭の上へ持っていきます。
  3. 頭頂のやや横で、ひと結びしてからもう一度結び、固結びにします。
  4. 結び目から出た端を立てるか、帯の内側に入れ込んで整えます。

顔まわりの髪をすっきり上げられ、前髪を出しても上げても形になります。結び目を正面より少し横にずらすと甘くなりすぎません。

2. ハチマキ巻き(ヘッドバンド)

  1. バイアス折りで、指2本分ほどの細めの帯にします。
  2. 帯の中央を額にあて、両端を耳の上に通して後頭部へ回します。
  3. 後頭部で固結びにし、余った端は短く垂らすか、帯の内側に入れ込みます。

額の汗止めになり、スポーツやライブの日にも向きます。額の低い位置に巻いて端を短くするとストリート(ヒップホップ)風に、生え際に沿わせて高めに巻くとすっきりした印象に。長髪のメンズが髪を押さえるのにも使えます。

3. 三角巾巻き(基本のかぶり方)

  1. バンダナを三角折りにします。
  2. 長い辺を額の生え際にあて、頂点が後ろにくるように頭にかぶせます。
  3. 両端を耳の上に通して後頭部へ回し、頂点の布の上で固結びします。
  4. 垂れている頂点を、結び目の下へ入れ込みます。はみ出した髪は布の内側に収めます。

髪全体を覆えるので、料理や掃除、調理実習や飲食店の作業のように、髪が落ちるのを防ぎたい場面の定番です。先に髪を低い位置でまとめておくと収めやすく、長さが足りないときは額にあてる位置を少し上げると結びやすくなります。

4. 海賊巻き

  1. 三角折りにしたバンダナの長い辺を、眉の少し上まで深くかぶせます。
  2. 両端を後頭部へ回し、垂れた頂点の上で固結びします。
  3. 頂点は入れ込まずに結び目の下から垂らし、結び目の端も少し長めに残します。

額を深く覆い、後ろに三角と結び目の端がのぞくので、ワイルドで力強い印象になります。短髪の方や、ライブ・フェスの日に向く巻き方です。

5. ターバン風巻き

  1. 三角折りにしたバンダナの長い辺をうなじ(襟足)にあて、頂点を額側に向けて頭にかぶせます。
  2. 両端を耳の上から額の上へ持ってきて、頂点の上で2回結びます。
  3. 頂点を結び目の上に折り返し、結び目の裏側へ入れ込みます。
  4. 残った両端も、結び目のわきに入れ込むか、ねじって小さく整えます。

結び目が額の上にくるので顔まわりに高さが出て、エスニックでこなれた雰囲気になります。約52cm角では前で結んで端を入れ込む分の長さがぎりぎりになりやすいので、結び目は固く小さく作るのがコツです。

6. キャップ・帽子と重ねる

バンダナを帽子と重ねると、同じ帽子でも印象が変わります。重ね方は次の2通りです。

  • キャップの下に巻く:ハチマキ巻き(またはヘアバンド巻き)にしてから、上にキャップをかぶります。額か耳の横に、帯が少しのぞくくらいが目安です。
  • 帽子に巻く:バイアス折りの帯を、ハットのクラウン(頭を入れる山の部分)の付け根に一周させ、横でひと結びします。端は短く垂らしてリボンのように見せます。

気をつけたいのは帽子のサイズです。下にバンダナを巻くと、布の厚みの分だけ帽子がきつく感じることがあります。藍染キャップはサイズ調整機能付きなので、巻いた分だけゆるめて合わせましょう。それでもきつい場合は、折る回数を減らして帯を薄くします(細く折るほど布が重なって厚くなります)。付属の紐で頭囲約54〜60cmに調整できる藍染バケットハットなら、巻いた分だけ紐をゆるめて合わせられます。帽子の山に巻くときは、先に帯を一周させて結び代が残るか確かめてから結んでください。

  • 藍染キャップ — 頭回り約58cm、サイズ調整機能付き。巻いた分だけゆるめて合わせられる
  • 藍染バケットハット — 付属の紐で頭囲約54〜60cmに調整でき、バンダナと重ねやすい

帽子そのものの形の違いや選び方は、帽子の種類と名前一覧で紹介しています。

7. ポニーテール・お団子の結び目に結ぶ

  1. 髪をヘアゴムでひとつ結び(またはお団子)にします。
  2. バイアス折りの帯を、ヘアゴムの上から結び目に1〜2周巻きます。
  3. 固結びにしてから、端を左右に広げてリボンのように整えます。

髪飾りに近い使い方で、ヘアゴムを隠せます。帯の端を長めに残して毛束と一緒に三つ編みにすると、藍の色合いが髪の間からのぞきます。

バンダナの首の巻き方5選【メンズにも】

首元は、三角の面を見せる巻き方(8・12)と、帯にして首に沿わせる巻き方(9〜11)に分かれます。首回りは頭回りより短いので、約52cm角でも長さに余裕があります。

8. カウボーイ巻き

  1. バンダナを三角折りにします。
  2. 頂点を下に向けて胸の前に垂らし、長い辺を首の前にあてます。
  3. 両端を首の後ろへ回し、固結びします。
  4. 前の三角を左右対称に整えます。結び目を少し横にずらすと、三角が斜めになって動きが出ます。

首元に三角がのぞく、アメカジやワークスタイルの定番です。無地のTシャツやデニムシャツによく合います。三角を控えめにしたいときは、頂点を内側に少し折り込んでから巻くと小さくまとまります。砂ぼこりの多い屋外では、三角を鼻の上まで引き上げて口元を覆う使い方もできます。

9. スカーフ巻き(横結び)

  1. バイアス折りで、指3本分ほどの帯にします。
  2. 帯を首の後ろからかけ、両端を前に持ってきます。結び目を作りたい側の端を少し短めにしておきます。
  3. 首の横でひと結びしてからもう一度結び、結び目を小さく締めます。
  4. 端を左右に広げて、少し斜めに整えます。

結び目を正面から横へずらすだけで、控えめで上品な印象になります。シャツの襟の内側に通したり、カットソーの首元にのぞかせたりと合わせやすく、首元で迷ったらまず試したい巻き方です。

10. ネクタイ結び

  1. バイアス折りにした帯を首にかけ、片方を長めにします。
  2. 長いほうを、短いほうの上から一周巻きつけます。
  3. 長いほうを首元の輪の内側に下から通し、上に出します。
  4. 前にできた結び目の中へ上から通し、引き締めて形を整えます。

シャツの第一ボタンを開けた襟元に、きちんと感を足せます。約52cm角だと剣先(垂れた先)は短めなので、結び目を主役にした小さな結び方と考えると形がまとまります。

11. リング留め

  1. バイアス折りにした帯を首にかけ、両端の長さをそろえます。
  2. 両端をそろえて、スカーフリングの輪に通します。
  3. リングを首元まで引き上げ、端を広げて整えます。

結ばないのでしわになりにくく、つけ外しも手早くできます。スカーフリングがなければ、太めのヘアゴムで両端をまとめても同じように留められます。

12. 日よけ巻き

  1. バンダナを三角折りにします。
  2. 頂点を下に向けたまま、三角が首の後ろを覆うようにあてます。
  3. 両端を首の前へ回して固結びし、結び目の端は襟の中に入れるか短く整えます。

カウボーイ巻きの前後を逆にした形で、日差しが当たりやすい首の後ろを布で覆えます。庭仕事や屋外の作業、夏のアウトドアに。暑い日に保冷剤を使うときは、布の間に包み込んで、肌に直接当たらないようにしてください。

腰・手首・腕・バッグへのバンダナの巻き方

頭や首に巻くのに抵抗がある方は、顔から離れた腰やバッグから始めると取り入れやすくなります。

13. 腰に結ぶ(ベルトループ)

  1. バンダナを三角折り、または四つ折りにします。
  2. 角の1つ(四つ折りなら帯の端)を、パンツの横か後ろのベルトループに通します。
  3. ループの外でひと結びし、残りを腰から垂らします。

手順が少なく、失敗しにくい付け方です。デニムやワークパンツのポケット近くに垂らすと、歩くたびに揺れる差し色になります。ベルトループがなければ、後ろポケットに四つ折りの角を差し込んで垂らしましょう。

14. 手首・腕に巻く

  1. バイアス折りで、指1〜2本分の細い帯にします。
  2. 帯の中央を手首の内側にあて、両端を交差させながら巻きつけて、全体で2〜3周させます。
  3. 手首の外側で固結びし、端は巻いた帯の内側へ入れ込みます。

外側でリボン結びにするとかわいらしく、固結びで端を入れ込むとすっきりします。片手で結びにくいときは、先に帯をゆるく結んで輪にし、手を通してから締めると楽です。二の腕なら、ひと巻きして外側で結び、端を長めに垂らすとダンスやライブでも映えます。

15. バッグの持ち手に結ぶ

  1. バンダナを四つ折り、またはバイアス折りの帯にします。
  2. 持ち手の付け根に一周させ、ひと結びします。
  3. 端を長めに残してリボン結びにするか、ひと結びのまま垂らします。

似たバッグが並ぶ場所で自分のものを見分ける目印にもなり、必要なときはほどいて汗ふきや小さな包みに使えます。

16. 持ち手に巻き付ける

  1. バイアス折りの帯の端を、持ち手の付け根にひと結びします。
  2. 帯を少しずつ重ねながら、持ち手に沿ってらせん状に巻いていきます。
  3. 巻き終わりを持ち手にひと結びし、端を巻いた帯の内側へ入れ込みます。

約73cmの帯では、持ち手の全体は巻ききれないことが多いので、手で握る中央の部分だけに巻くと左右のバランスよく仕上がります。

メンズ・レディース・40代50代のバンダナの選び方

バンダナを取り入れるときに印象を大きく左右するのは、巻く場所、結び目の大きさ、柄の見え方の3つです。

メンズ:ダサく見せないコツは「結び目は小さく、巻くのは1か所」

メンズの首元は、カウボーイ巻きの三角を小さめにするか、スカーフ巻きを襟の内側に収めると気取った印象になりにくく、頭ならハチマキ巻きかキャップの下に巻く方法が取り入れやすいでしょう。バンダナが浮いて見えるのは、首にも頭にも巻く、柄のシャツに柄のバンダナを重ねるなど、巻く場所や柄が重なっているときです。巻くのは1か所、服は無地で色数を抑えると、自然な差し色になります。藍染の服との合わせ方は藍染の服 メンズ特集もどうぞ。

レディース:髪型と組み合わせる

レディースは、ヘアバンド巻きや髪の結び目に結ぶアレンジのように、髪型と組み合わせると取り入れやすくなります。ターバン風は頭まわりにボリュームが出るので、ゆったりしたワンピースやワイドパンツと合わせると全体のバランスがとれます。首元ならスカーフ巻きで結び目を横に。バッグの持ち手に結ぶだけでも、装いの差し色になります。

40代・50代:小さな結び目と、端を入れ込む巻き方から

40代・50代からは、首元のスカーフ巻きや、幅を広めに折ったヘアバンド巻きのように、結び目が小さく落ち着いた巻き方から始めると取り入れやすくなります。幅広のヘアバンド巻きは、生え際や分け目まわりを自然に覆えるのも利点です。藍や紺のような深い色は顔まわりに置いても主張しすぎず、グレーやベージュ、白の服になじみます。結び目の端を垂らすより、端を入れ込んでまとめる巻き方のほうがきちんとした印象を保てます。

柄の選び方 — 巻き方によって見える面積が変わる

同じバンダナでも、巻き方によって見える柄の範囲が変わります。三角折りでかぶる巻き方や首元に三角を見せる巻き方は、布の面が広く見えるので、斜め縞や板締め絞りのように柄の並びそのものが模様になる柄や、花柄のようにモチーフが大きめの柄が映えます。バイアス折りで細い帯にする巻き方は柄の一部しか見えないため、水玉とちょうちょ、月、花と豆絞のように小さなモチーフが全体に散らばる柄のほうが、どこを表に出しても柄が途切れにくくなります。

白いちょうちょと輪の形の水玉が散らばる藍染のバンダナを、木のテーブルに広げた様子
バンダナ(藍染市場)— 水玉とちょうちょ柄。小さなちょうちょと輪の模様が全体に散らばっています

板締め絞りのように、染め方そのものが柄になるものもあります。技法ごとの柄の違いは藍染めの技法・柄の種類で解説しています。

髪の長さ別・バンダナの頭の巻き方【ショート・ボブ・ロング】

頭に巻くバンダナは、髪の長さと前髪の有無で向く巻き方が変わります。

髪の長さ 向く巻き方 巻くときのコツ
ショート・短髪 ヘアバンド巻き、ハチマキ巻き、海賊巻き 結び目は後頭部の高めに。襟足の髪は布に入れずに出すと軽く見えます
ボブ 太めのヘアバンド巻き、ターバン風巻き 毛先が結び目に当たると広がりやすいので、結び目は耳より上に
ミディアム 三角巾巻き、髪の結び目に結ぶ 低めのひとつ結びにしてから巻くと、布の中に収めやすくなります
ロング・長髪 髪の結び目に結ぶ、ハチマキ巻き、ターバン風巻き 髪全体を包むなら先にお団子に。髪の量が多いと約52cm角では包みきれないことも
前髪あり ヘアバンド巻き 帯を生え際の少し後ろに置けば、前髪を下ろしたまま崩さずに巻けます
前髪なし・長めの前髪 ハチマキ巻き、ターバン風巻き 前髪ごと額を出して巻くと、すっきりした印象になります

バンダナのサイズの選び方 — 約52cm角でできること・できないこと

バンダナは50cm前後の正方形が多く、藍染市場のバンダナも約52cm×52cmです。巻き方ごとにどれくらい長さが残るかを知っておくと、「結べない」と困ることがなくなります。

頭回りは、眉のやや上と耳の上を通る位置をメジャーで測ります。三角折りやバイアス折りで使える長さ(約73cm)から頭回りを引いた長さが、結び目に使える「結び代」です。

巻き方 使う長さ(約52cm角の場合) 約52cm角での目安
ヘアバンド巻き・髪の結び目に結ぶ バイアス折りの帯 約73cm ◎ うなじから頭頂へ回す一周や髪の結び目は、多くの場合頭回りより短く、長さに余裕がある
ハチマキ巻き・三角巾巻き・海賊巻き バイアス折りの帯/三角の長い辺 約73cm ○ 頭回りの位置を一周するので、頭回り58cmなら結び代は約15cm。固結びはできるが、リボン結びは難しい
ターバン風巻き 三角の長い辺 約73cm △ 前で結んで端を入れ込む分、余りが少ない。髪の量が多い方や頭回りが大きめの方は大判が楽
首の巻き方(5種類) 約73cm ◎ 首回りは頭回りより短く、結び目の形を選べる。ネクタイ結びの剣先は短め
手首・バッグの持ち手・腰 四つ折りの帯 約52cm/バイアス折りの帯 約73cm ◎ 手首なら数周巻ける
髪をすべて包んで、後ろに長く垂らす — × 布が足りないため、大判のバンダナやスカーフ向き

約52cm角は、首元・手首・髪の結び目にはちょうどよく、頭回りを一周させる巻き方は頭回りしだいでぎりぎりという大きさです。ハチマキ巻きや三角巾巻き、ターバン風が中心の方、頭回りが大きめの方は大判を選ぶと結び目に余裕が出ます。ヘアバンドや首元、手首が中心なら、折り重ねても厚みが出にくい50cm前後が扱いやすいでしょう。

三日月と十字形の模様が白く抜けた藍染のバンダナを、木のテーブルに広げた様子
バンダナ(藍染市場)— 月柄。広げると約52cm×52cmの正方形です

手ぬぐい・スカーフとの違いと使い分け

手ぬぐいもバンダナと同じように巻けますが、形が違うため、帯にする折り方と得意な巻き方が変わります。

比べるポイント バンダナ 手ぬぐい
形と大きさ(藍染市場の場合) 正方形・約52cm×52cm 細長い長方形・約33cm×90cm
帯にする折り方と長さ 対角線に折る(バイアス折り)で約73cm 縦に三つ折り・四つ折りで約90cm
得意な巻き方 三角にかぶる三角巾巻き、首元に三角を見せるカウボーイ巻き 長い帯を生かしたターバン巻き、ねじり鉢巻

手ぬぐいならではの巻き方は、手ぬぐいの使い方とおしゃれな巻き方で手順つきで紹介しています。スカーフやストール、マフラーとの違いはスカーフ・マフラー・ストールの違いで比較しています。寒い季節に首元を暖かく覆いたいなら、バンダナより面積の大きいストールの巻き方が向いています。

  • バンダナ — 約52cm×52cm。板締め絞り・月・花と豆絞・斜め縞・花・水玉とちょうちょの柄違い
  • 手拭い — 約33cm×90cm。縦に折るだけで長い帯になる細長い一枚
  • ガーゼストール — 長さ約150cm・幅約82cm。首元を広く覆いたいときに

ずれない・色移りしないための注意点

頭に巻いたバンダナがずれやすいときは、結び目をもう一度結んで固結びにする、帯をうなじ側の髪の下に通す、ヘアピンで帯と髪を2〜3か所留める、の3つを試してください。

藍染の布は、使いはじめに色が移ることがあります。汗をかく日や雨の日は、白いシャツの襟や明るい色の帽子との組み合わせに気をつけ、洗うときもしばらくは明るい色のものと分けると安心です。色移りの仕組みと対策は藍染の色落ち・色移り、洗い方の基本は藍染アイテムのお手入れガイドをご覧ください。

まとめ

バンダナの巻き方は、三角折りとバイアス折りの2つが土台です。頭ならヘアバンド巻き、首ならスカーフ巻きから始めて、慣れたら三角巾巻きやカウボーイ巻き、帽子との重ね方へ広げてみてください。約52cm角は首元や手首、髪の結び目にちょうどよく、ハチマキ巻きや三角巾巻きのように頭回りを一周させるときは、結び目を小さく固く作るのがコツです。巻かない日もポケットやバッグに1枚入れておけば、汗ふきや目印として役に立ちます。

→ 小物・雑貨をすべて見る / 藍染のバンダナを見る

よくある質問

バンダナを頭に巻くには何cmのサイズが必要ですか?

三角折りやバイアス折りで頭回りを一周させる場合は、使える長さ(対角線の長さ)が、頭回りに結び代を足した長さ以上あることが目安です。約52cm角なら使える長さは約73cmで、頭回り58cmの方なら結び代は約15cm。固結びはできますが、リボン結びには短めです。ヘアバンド巻きや首元、手首が中心なら50cm前後で十分で、頭全体を包む巻き方を中心にするなら大判を選ぶと余裕が出ます。

前髪ありでもバンダナは巻けますか?

巻けます。前髪を残したいときは、バイアス折りの帯を生え際の少し後ろに置くヘアバンド巻きにすると、前髪を下ろしたまま崩さずに巻けます。前髪ごと上げたい日は、額に帯をあてるハチマキ巻きやターバン風巻きが向きます。

バンダナとハンカチの違いは何ですか?

はっきりした区別はなく、主に使い方と大きさの違いです。ハンカチは手をふくために持ち歩く布、バンダナは頭や首に巻いたり結んだりする使い方も考えた布で、結べるように50cm前後の正方形で作られたものが多く見られます。バンダナはハンカチ代わりにも使えます。

バンダナとスカーフの違いは何ですか?

決まった定義はありませんが、バンダナは結んだり洗ったりしやすい生地で50cm前後の正方形、スカーフはシルクなどの薄くなめらかな生地で大きさもさまざま、というものが一般的です。巻き方はほぼ共通で、バンダナの三角折りやバイアス折りはスカーフにもそのまま使えます。

頭に巻いたバンダナがずれないようにするには?

結び目をひと結びで終えず固結びにする、帯を髪の上ではなくうなじ側の髪の下に通す、ヘアピンで帯と髪を2〜3か所留める、の3つが効果的です。動きの多いダンスやスポーツの日は、額に帯をあてて後頭部で固く結ぶハチマキ巻きがずれにくい巻き方です。

メンズがバンダナを巻くとダサく見えませんか?

巻く場所を1か所に絞り、結び目を小さくすれば、バンダナだけが浮いて見えることは少なくなります。浮いて見える原因の多くは、首と頭の両方に巻く、柄のシャツに柄のバンダナを重ねるなど、柄や巻く場所が重なることです。無地の服に、カウボーイ巻きを小さめに巻くところから始めてみてください。

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AIZOME ICHIBA

日常を彩る、藍染のある暮らし

着るほどに馴染み、使うほどに表情が変わる。藍染市場のアイテムを、ぜひお手元で。